「えのきや相談薬舗」は、医師とのつながりも大切にしている漢方薬舗です

 
当漢方薬舗では、漢方生薬医療の提供において(医)知慎会 JTKクリニックと連携しております。
難しい病気や慢性病のご相談をお受けしているからこそ、医師やクリニックとのつながりを大切にし、幅広い知識と漢方に関する情報共有を基に皆様にご提案を行っております。
 

 
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ー Please contact us ー

慢性腎不全、クレアチニン上昇、eGFR低下、人工透析、腎臓に関連する体調のご不安を私たちにお話ください。

えのきや相談薬舗では、慢性腎不全の症状に関連する漢方のご相談を多数頂いており、改善の症例もございます。漢方薬の費用は病状・予算に応じて対応しており、相談費用は無料です。

慢性腎不全は完治が非常に難しく、進行すればクレアチニンなどの数値上昇とともに人工透析となる事もよくあります。人工透析をせざるを得なくなれば、長期に渡り通院を余儀なくされ、時間的にも体力的にも消耗が大きくなります。 出来る限り早い対処が透析になるかどうかの分かれ道なのです。

漢方は患者様の体質に合わせたものをご提案し、体全体のバランスを整える事で血流を改善、結果的に良い方向へと導くことを目指せます。

まずは、当店の漢方を利用された方の実際の 改善例・症例を御覧ください。

ー table of contents ー

目次

ー Filtration device ー

腎臓は血液をろ過する血液浄化装置

腎臓の役割は、汚れた血液をろ過して、きれいな血液にする血液浄化装置です。その為、腎臓が障害されてしまうと、血液の濾過や尿の出の悪化、 浮腫み、痒み、血圧の上昇などが起こります。

そこで腎臓に負担をかけない食事療法や血圧のコントロールが必要とされています。腎炎を患っている方は、血液中のリンやカリウムのコントロールと合わせて、少しでも血液を綺麗にしていくことが重要です。




ーworriesー

慢性腎不全を患っている方のお悩み

  • 血圧が高い。
  • シスタチンCの数値が高い。
  • クレアチニンの数値がどんどん上っている。
  • eGFRの数値が下がっている。
  • 疲れやすく常にだるい。
  • 立ちくらみや貧血がたびたび起こる。
  • 夜間にトイレに何回も行く。
  • 浮腫み(むくみ)で指輪や靴がきつい。
  • 尿が濃い・泡立ちがある
  • 人工透析をすすめられている。

慢性腎不全の方は、このような症状にお悩みだと思います。

当然、このような状況で何かしらの治療をしっかり行っていると思います。にも関わらず思ったような成果が出ていない・・・おそらくこのような方が多いのではと思います。

慢性腎臓病は非常にデリケートな病とされており、その為、改善を目指すには、まず慢性腎不全が、どんな病気なのかを知っておく必要があります。
 

ーChronic kidney diseaseー

慢性腎不全とは?

慢性腎不全とは、糖尿病性腎症、慢性糸球体腎炎、腎硬化症、多発性嚢胞腎、慢性腎盂腎炎などが進行した結果で起こる腎臓の機能低下の一連の病態のことです。

年齢を重ねると腎機能、eGFRは徐々に低下してしまうので、高齢になるほど腎不全が多くなる傾向にあります。

また増悪因子として高血圧、糖尿病、コレステロールや中性脂肪が高い脂質異常症の方や、肥満やメタボリックシンドローム、家族に腎臓病の人がいる場合は注意が必要です。

※eGFRは推算糸球体濾過量と呼ばれ、腎臓の濾過能力を数値化したものです。クレアチニンが上がるとともに、eGFRは下がってきます。

腎臓の障害を示す所見としては、

・タンパク尿や血尿などの尿の異常
・腎萎縮や多発性嚢胞腎などの画像所見の異常
・腎機能障害を示す血液検査の異常
・腎病理検査による組織の異常所見

などがあり、慢性腎不全は、ただ単に腎臓だけの問題ではなく、心筋梗塞や脳卒中、末梢動脈疾患(閉塞性下肢動脈硬化症など)といった心血管疾患の発症リスクを上昇させることもわかってきています。早期に治療するためには、こまめに健康診断や血液検査を行い、腎臓に関連する僅かな変化を見落とさないようにすることと、腎臓は再生しない臓器である事を知っておく事が重要です。

ーwhy Chronic kidney diseaseー

なぜ慢性腎不全になるのか?

慢性腎不全の原因としては糖尿病性腎症、慢性糸球体腎炎、腎硬化症、多発性嚢胞腎、慢性腎盂腎炎の順に頻度が高いと言われてます。また増悪因子として高血圧、高タンパク食、高リン食、脂質異常症があります。

また腎不全は悪化していくと以下のような症状が出てくることがあるので注意が必要です。

 
疲れやすい、集中力低下、不眠、頭痛、痙攣、昏睡

 
下肢静止不能、末梢神経炎、末梢神経伝達速度遅延

 
高血圧、不整脈、労作時息切れ、起坐呼吸、心膜炎、心タンポナーデ

 
食欲不振、悪心、嘔吐、便秘、下痢、下血、吐血

 
クスマウル呼吸、胸膜炎、尿毒症肺

 
貧血、出血傾向

 
成長障害、甲状腺機能障害、性機能障害

 
腎性骨異栄養症、アミロイドーシス

 
網膜症

 
乾皮症、瘙痒症、皮下出血

 
易感染性、悪性腫瘍

慢性腎不全が進行するにつれ、糸球体濾過量(eGFR)低下、電解質異常、尿毒症物質の蓄積、エリスロポエチンやレニンの産生障害、ビタミンD3活性化の障害などが起き、結果的に上記のような症状が現れる。

ーHow does renal function declineー

どのように腎機能が落ちていくのか?

慢性腎不全の発症と進行には、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病が強く関わっていると言われています。生活習慣病の中でも、特に高血圧は腎臓と深い関係があります。

腎臓は、血の流れの圧を利用して、体内の老廃物や余分な水分を濾過・排出するという働きをしています。この濾過機能を効率良くスムーズに行うために、レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系という全身の血圧を一定に保つシステムを持っています。

糸球体の、ろ過能力が障害されたりするとレニンの分泌が亢進してしまい、血圧をあげようと働きます(高血圧)。しかし高血圧があると、腎臓の血管に、圧による負担がかかり過ぎ、動脈硬化が起こります。動脈硬化によって血管が狭くなると、腎臓に流れる血液量が減ってしまい濾過機能も悪化します。

血流が悪化した腎臓は、余分な水分を尿として排出できなくなるため、血液量が増加します(余分な体液量の増加)。血液量が増えると心臓は多くの血液を流すという負担は増え、結果的に血圧も高くなるのです。高血圧があっても腎臓に負担がかかる。腎臓に障害がでても高血圧になる。まさに高血圧と腎機能が低下する負のスパイラルと言えるでしょう。

ーSymptoms of chronic kidney diseaseー

腎臓の機能/慢性腎不全の症状

水分・塩分の排泄

症状として浮腫み、高血圧、肺水腫などが起こります。腎臓では余分な水分を排出する機能がそなわっていますが、腎機能が落ちると余分な水分を体外に出すことが十分にできず、身体の中に溜まり、むくみや肺に水が溜まったりしますまた、尿を十分に排泄出来ず体液量が増えることなどによって高血圧が起こります
 

酸や電解質の排泄

血液中には 様々な電解質があり、大まかにはNa、K、Ca、 Cl、Mg、Pなどがあります。これら電解質の排泄や再吸収によって通常は体は弱アルカリ性に保たれています。しかし腎機能が低下すると、これらの機能がバランスを崩し、酸の排泄やHCO3−(重炭酸イオン)の再吸収が少なくなり、血液が酸性に傾いてしまいます。これを代謝性アシドーシスと呼んでいます。
 

老廃物の排泄

腎臓は絶えず老廃物を排泄しています。老廃物の中には尿素やクレアチニンなどがありますが、腎機能が衰えると、これらが排泄できず血中に残ってしまい尿毒症の原因になってしまいます。クレアチニンは腎機能の衰えを反映する数値として血液検査で目安とされています。またシスタチンCも筋肉の影響を受けず、腎機能を反映するために注目されています。
 

造血ホルモンの産生

腎臓では血液を作るためのホルモンである造血ホルモン(エリスロポエチン)が分泌されますが、腎機能が低下すると造血ホルモンの分泌が少なくなり、貧血の症状が出てきます。
 

ビタミンDの活性化

ビタミンDは肝臓で蓄積され腎臓に移ると活性型ビタミンDとなり、さまざまな働きをします。 活性型ビタミンDは小腸からのカルシウムの吸収を促進して、カルシウムの利用を高める作用があります。 腎臓の機能が低下するとビタミンDを活性化出来ず、結果的にカルシウムの吸収が悪くなり、骨軟化症骨粗鬆症などの原因になります
 

ーBlood test valuesー

慢性腎不全に関連し、目安となる血液検査の数値

腎機能の僅かな変化を見逃さない為にも、血液検査の結果は非常に重要な指標になります。

 
一般的には男性1.2mg/dl以下、女性1.0mg/dl以下とされています。患者さまの状態によって異なりますが、8.0mg/dl以上となると透析導入が検討されます。

クレアチニンとは、クレアチンの代謝最終産物の事で筋肉を動かすためのエネルギーを使った後に出てくる老廃物の一つです。

このクレアチニンは体にとって不要物で、通常は尿として体の外に出ていきます。しかし腎臓が悪くなるとクレアチニンが排出できず体の中に溜まり濃度が高くなります。

クレアチニンの血液中の濃度を測定することで腎臓が現在どのくらいの能力があるかを推測することが出来ます。

 
腎臓に、どれくらい老廃物を尿として排泄できる能力があるかを表しています。この数値は低いほど腎臓の働きが悪いということになります。

eGFRは血清クレアチニン値と年齢と性別から計算できるといわれていますが、血液検査の際には、ほぼクレアチニン(Cr)と一緒に載っている事が多いです。

eGFR(ml/分/1.73m2)=194×Cr-1.094×年齢(歳)-0.287
(女性は×0.739)

 
尿素窒素は、血液のなかの尿素に含まれる窒素成分で、タンパク質が利用された後にできる老廃物です。通常は腎臓で濾過されて尿で排出されますが、腎臓の働きが低下すると、排出できてない分が血液の中に残ります。つまり、尿素窒素の数値が高い場合は、腎臓の機能が低下していると言えます。

 
尿酸とは、プリン体という物質が体内で分解されてできる老廃物です。プリン体は運動したり臓器を動かしたりするためのエネルギー物質で、常に体内で作られます。

プリン体は主に肝臓で分解され尿酸となります。一時的に体内に溜め込まれた後,尿や便として排泄されます。腎機能が落ちると尿酸を排出できる能力が下がり血中の尿酸値が上がります。

 
腎臓は赤血球を作る元となるエリスロポエチンというホルモンを分泌しています。エリスロポエチンは骨髄の造血幹細胞に働いて、赤血球の数を調整します。腎臓の機能が低下してエリスロポエチンの分泌が少なくなると赤血球も減少する為、腎機能の目安として使われています。

 
白血球の増加は腎臓・尿路に細菌感染があった場合に上がると言われており、高い値を示す場合は腎臓に何かしらの病変があると推測します。などがあります。原因となっている病気によっては他に見る数値もあります。

その他、有用な検査所見として、尿中β-ミクログロブリン高値、尿中N-アセチル-β-D-グルコサミニダーゼ(NAG)活性の高値、正球性正色素性貧血、出血時間の延長、血小板機能異常、エコーによる腎萎縮などが認められる事があります。

ーWestern medicine treatmentー

現代医学的に見る慢性腎不全の治療

慢性腎不全での一般的な治療には、一般療法、食事療法、薬物療法、透析療法、血漿交換療法、腎臓移植などがあり、そのときの病状に応じて治療法が決められますが、腎臓病を治せる薬は研究はされているようですが、今の所ありません。

上記の療法を取り入れながら進行を遅らせていくのが現状です。しかし、その治療も凄く大切なのです。

腎臓病では大まかに以下のような作用の薬が使われています。

腎臓の血圧を調整する機能を助ける薬《降圧剤・利尿剤》

腎臓の血圧を調整する機能を助ける薬に降圧剤や利尿剤があります。血圧が高すぎると腎臓の血管を傷つけてしまう可能性があるため、慢性腎不全を伴う高血圧症には、腎臓を保護する作用がある降圧剤を利用することがあります。また利尿剤としては尿の量を増やして、体内の余分な水分や塩分(ナトリウム)の排出を促すことで、血圧を下げたり、むくみをとります。

腎臓の血圧を調整する機能を助ける薬《降圧剤・利尿剤》

腎臓の血圧を調整する機能を助ける薬に降圧剤や利尿剤があります。血圧が高すぎると腎臓の血管を傷つけてしまう可能性があるため、慢性腎不全を伴う高血圧症には、腎臓を保護する作用がある降圧剤を利用することがあります。また利尿剤としては尿の量を増やして、体内の余分な水分や塩分(ナトリウム)の排出を促すことで、血圧を下げたり、むくみをとります。

腎臓の老廃物を体から排出する機能を助ける薬《経口吸着炭素製剤》

腎臓の機能が低下すると、血液中の老廃物が尿で十分に排出することが出来ず、体内にたまってしまいます。その結果、尿毒症になります。経口吸着炭素製剤を利用することで腸の中で、尿毒症の原因となる毒素を吸着し、体内に吸収させることなく、便とともに排泄させる事ができます。

腎臓の老廃物を体から排出する機能を助ける薬《経口吸着炭素製剤》

腎臓の機能が低下すると、血液中の老廃物が尿で十分に排出することが出来ず、体内にたまってしまいます。その結果、尿毒症になります。経口吸着炭素製剤を利用することで腸の中で、尿毒症の原因となる毒素を吸着し、体内に吸収させることなく、便とともに排泄させる事ができます。

腎臓の血液をつくる司令官としての機能を助ける薬《腎性貧血治療薬》

慢性腎不全では貧血になる事をご存知でしょうか?。血液(赤血球)は骨髄の中にある細胞が、腎臓から出るホルモン(エリスロポエチン)の刺激を受けてつくられますが、腎臓の働きが悪くなるとこのホルモンが出てこなくなってしまうため、血液が十分につくられず貧血になります。

貧血は、エリスロポエチンの分泌不足を補う注射薬や、体内のエリスロポエチン産生を促す内服薬による治療により改善します。貧血を治療することによって、腎臓の働きが悪くなるのをおさえることができるといわれており、また貧血は心不全を悪化させる原因にもなりますので、 慢性腎不全において、貧血治療は重要です。

腎臓の血液をつくる司令官としての機能を助ける薬《腎性貧血治療薬》

慢性腎不全では貧血になる事をご存知でしょうか?。血液(赤血球)は骨髄の中にある細胞が、腎臓から出るホルモン(エリスロポエチン)の刺激を受けてつくられますが、腎臓の働きが悪くなるとこのホルモンが出てこなくなってしまうため、血液が十分につくられず貧血になります。

貧血は、エリスロポエチンの分泌不足を補う注射薬や、体内のエリスロポエチン産生を促す内服薬による治療により改善します。貧血を治療することによって、腎臓の働きが悪くなるのをおさえることができるといわれており、また貧血は心不全を悪化させる原因にもなりますので、 慢性腎不全において、貧血治療は重要です。

腎臓の体液量・イオンバランスを調節する機能を助ける薬《カリウム・リン吸着薬》

腎臓の機能が低下すると体内のカリウムが溜まってしまいます。カリウムは体にとって必要な成分ですが、体内に過剰になると手足のしびれや不整脈などの症状が出てくると言われています。そのため、腸の中でカリウムを吸着させ、体外へ出すカリウム吸着薬を使います。また、体内からリンを排出できなくなると高リン血症になります。症状として骨がもろくなったり、心臓や血管に悪影響を及ぼす場合があります。そのため、食べ物の中のリンをリン吸着薬を利用して腸の中で吸着し、便とともに排泄していきます。

腎臓の体液量・イオンバランスを調節する機能を助ける薬《カリウム・リン吸着薬》

腎臓の機能が低下すると体内のカリウムが溜まってしまいます。カリウムは体にとって必要な成分ですが、体内に過剰になると手足のしびれや不整脈などの症状が出てくると言われています。そのため、腸の中でカリウムを吸着させ、体外へ出すカリウム吸着薬を使います。また、体内からリンを排出できなくなると高リン血症になります。症状として骨がもろくなったり、心臓や血管に悪影響を及ぼす場合があります。そのため、食べ物の中のリンをリン吸着薬を利用して腸の中で吸着し、便とともに排泄していきます。

腎臓の強い骨をつくる機能を助ける薬《活性型ビタミンD剤》

骨の発育には複数の臓器が関わっていますが、その中でも腎臓は、カルシウムを体内に吸収させるのに必要な活性型ビタミンDを作っており、腎臓の働きが低下すると、活性型ビタミンDが低下し、カルシウムが吸収されなくなって骨が弱くなるなどの症状が出てくるおそれがあります。そのため、薬で活性化したビタミンDを補い、骨がもろくなるのを防ぎます。

腎臓の強い骨をつくる機能を助ける薬《活性型ビタミンD剤》

骨の発育には複数の臓器が関わっていますが、その中でも腎臓は、カルシウムを体内に吸収させるのに必要な活性型ビタミンDを作っており、腎臓の働きが低下すると、活性型ビタミンDが低下し、カルシウムが吸収されなくなって骨が弱くなるなどの症状が出てくるおそれがあります。そのため、薬で活性化したビタミンDを補い、骨がもろくなるのを防ぎます。

これらの薬を利用することで、突出して悪くなったところの症状を軽減したりして危険を回避します。

ーI don't feel healedー

指導どおりやっている。だけど治る感じがしない。

私たち漢方専門家には多くの慢性腎不全の方からのご相談があります。その時に、大多数の方がおっしゃることが

「薬もしっかり飲んでいるんです。でも数値がどんどん悪化しています」

と言うことをよく聞きます。それは今の医療では慢性腎不全による不快症状や、それにともなう随伴症状を抑える治療となり、全体を見て、体のバランスを整えるアプローチが出来ていないからです。
 

ーWhy kanpou medicine is goodー

なぜ、慢性腎不全の症状に漢方が良いと言われるのか?

標本同治

漢方医学の治療方法は、体全体のバランス(肝心脾肺腎)を整える事によって、本来もっている自然治癒力を引き出すことに考えがあります。現代の医療では、どうでしょうか?どちらかと言うと、大切なことですが、今出ている症状を抑える標治(ひょうち)に特化しているように感じます。  
漢方では病気の元となる原因に対して治療することを「本治(ほんち)」という言葉で表します。《根からす》だから症状が出なくなる。

 

例えば花粉症の場合に「鼻水」を止める処方をつかう場合は「標治」と表現され、花粉症の原因であるアレルギー体質を治療することを「本治」といいます。アレルギーが無くなれば花粉症は出ません。

漢方医学の治療方法では、体全体のバランスを整える事によって、現れている症状を原因から緩和する残っている腎臓の力を引き出す。それによって本来の体の機能を正常に近づけていく。それを目指す事が出来るからです。
 

ーImproving blood flow helps maintain kidney functionー

血流の改善が腎臓の機能維持に繋がる

一般的にeGFRが下がり続け、腎機能に支障があると診断されたときには、その機能の半分が不全に陥っていると言われています。腎臓病と診断された場合、約半分の細胞が死滅している状態とされ、逆に残りの半分の細胞が元気となのか?というというと、そういう訳ではないと考えられています。

また細胞も生き物なので、活発に活動しているもの、弱っているものまで様々な状態で存在しています。

腎臓の機能の回復を目指す場合、

弱っている細胞に新鮮な酸素と栄養が行き届けることが出来れば、人が感じる元気と同じで、腎臓も元気になるはずです。

その為には腎臓への血流を活性化すれば良いとされていす。

"この血流を活性化させるのに“ 漢方のチカラ ”が役立ちます!

ーLiver is also healthyー

漢方で腎臓だけでなく肝臓も元気にしていく

基本的に衰えてしまった腎臓を元気にすることは難しいとされています。しかし漢方では、慢性腎不全で現れる症状だけを治療するのではなく、残っている腎機能を活発にしていくことを目指します。それが腎臓の濾過能力を高めることに繋がります。

腎臓では不要な老廃物等のろ過や排出が行われていますが、その老廃物の解毒や代謝は肝臓も行っています。昔から『肝腎要(かんじんかなめ』という言葉がありますが、肝臓と腎臓は、人体にとって極めて重要な部位だと認識されており、つまり、腎臓と肝臓は互いに協力し合って、体にとって不要な物質や有害な物質を除去しているわけです。
 

そのため、腎臓の機能が落ちた際には肝臓に、逆に肝臓の機能が落ちた際には腎臓に過度の負担がかかってしまうことになります。このような理由から慢性腎臓病では、腎臓だけのアプローチではなく肝臓を含めた周りの臓腑へのアプローチも同時に考えます。

腎臓病に関連する漢方の作用は研究がされており、数々、論文としても発表され、その有用性を示しています。
 

ーTo suit your constitutionー

患者様の体質に合わせる。専門家が最適な漢方を組み合わせて提案

腎臓病に関する漢方の有用性を示す論文や文献は多数あります。その中にも、いくつか漢方が紹介されておりますが、その漢方だけを飲めばよいと言う訳でもありません。

漢方の考え方は、この症状だからこれを飲む。だけでなく東洋医学的にも多くの考え方があり、その体質の見極め方は千差万別です。

その為、使われる漢方には多くの組み合わせ方が存在します。私たち専門家は患者様の体質を血液データや問診で、しっかりと見極め、患者様の体質・病状に合わせた最適な漢方を選薬し、提案いたします。

ーPowders・extracts・tabletsー

ご提案する腎臓病漢方は粉末・エキス・錠剤などです。

えのきや相談薬舗にてご提案する漢方は下記のような特徴があります。  
1、煎じ薬でなく、錠剤や粉末、エキスなので手軽に摂り入れられる
2、服用時間を厳密に気にしなくて良い
3、即効性を考えたご提案
4、病院治療や薬との併用も可能
5、食事療法との組み合わせで相乗効果も期待できる
 
飲む方の負担を減らし、品質・効果・安全性を追求しております。漢方薬を飲むこと自体が苦痛となっては本末転倒。手軽さ・安全性・効果を兼ね備えた、患者様のご状態に最適な漢方薬をご提案させていただきます。

ーSuggestionー

腎臓病の漢方薬のご提案内容

血液検査の結果や患者様の症状をお伺いし、現在のご状況を下記の3つのタイプに分類させて頂き、漢方薬をご提案させていただきます。また、ご予算が決まっている際は、ご予算に合わせたご提案も行っております。

漢方対策①/クレアチニン1~2(自覚症状なし)

早めの対策を行うことで、数値の低下を期待できる段階です。食事療法と併用されることで、効果も出やすいです。

漢方対策②/クレアチニン2~4(自覚症状あり)

クレアチニン値が急上昇しやすい域です。これ以上悪化させないようなご提案を致します。自覚症状の緩和も目指します。

漢方対策③/クレアチニン4以上(透析間近)

自覚症状にもよりますが、主治医からそろそろ透析をススメられているご状況。人工透析を出来るだけ遅らせるようなご提案。

人工透析の、つらい疲労感、こむら返り、など患者さんの状況や体質によってご提案をさせていただきます。腎炎(急性腎炎、腎不全、腎盂炎、IgA腎症、多発性嚢胞腎(腎のう胞)などの腎臓病は、一筋縄ではいかない問題です。

漢方では体全体のバランスを整えることで、腎臓・肝臓に働きかける事によって、結果的に進行を遅らせたり止めたりすることは努力次第で可能です。

ー VOICE ー

お客様の声

今では、自信を持つことができています。

こんにちはYです。いつもお世話になっております。今日は、血液検査の結果が出ましたので、ご連絡させていただきました。クレアチニンの数値が3.6から2.4。
尿素窒素の数値が62から41。カリウムの数値が5.6から4.6。赤血球の数値が328から378。になっていました。

数値が全体的に良くなっていましたので、とても嬉しかったです。漢方薬を飲む前は、半分諦めていましたが、今では、自信を持つことができています。

 
腎不全 56歳 男性 東京都 Y様

クレアチニンの数値が2.65だったのが1.98まで下がりました。

いつもお世話になっています。山形県の〇〇です。 漢方薬を服用しての経過報告をさせて頂きます。漢方薬の服用を始めて下半身の浮腫みや貧血の症状が落ち着いてきました。特に漢方薬を服用する前はクレアチニンの数値が2.65だったのが1.98まで下がりました。

それ以外でも尿素窒素や赤血球などの数値も良くなっていました。頑張って服用していた結果が出てとても嬉しくなりました。 病院に始めて行ったときに先生から透析の話がありましたが、最近病院に行ったときには透析の話はされませんでした。

現在、漢方薬を初めて3ヶ月たちますが、今後も続けていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 
慢性腎炎(透析前)山形県 58歳 女性

※上記は個人の感想であり、効果・効能を保証するものではありません。


ー CASE ー

症例

クレアチニンの数値が4.25から2.98まで低下。

○ご相談されたときの症状・状態  腎不全で、クレアチニンの数値が4.25まで上昇。皮膚のかゆみ、便秘、尿量減少、下半身の浮腫も酷い。どうにかして透析を遅らせたい。
 
○ご提案した内容 (病院でのお薬と併用しながら)
腎の機能維持・向上に働く漢方
血液の質、循環障害を改善する漢方
腸内環境の改善を図り、毒素の排出を促す漢方
 
○改善期間:2ヶ月
○変化が見られ始めた時期:1週間目
○お客様の変化 
漢方薬を服用して1週間くらいから尿量が増え徐々に浮腫が軽減。その後、皮膚の痒みも和らいでいきました。
2か月後の採血の結果で、クレアチニンの数値が4.25から2.98まで低下。現在も数値の上昇抑制のために漢方薬を継続していただいています。

 
宮城県にお住まいのAさん(男性・44歳)

クレアチニンの数値2.13→1.96に低下

ご相談されたときの症状・状態
慢性腎炎と診断されて病院のお薬を服用しているが、クレアチニンの数値が上昇している。医師からは透析の話が出ている状態。体の状態として高血圧、浮腫み、胃の不快症状(胃のむかつき、胃もたれ)倦怠感、貧血  
ご提案した内容 (病院でのお薬と併用しながら)
腎機能維持、向上漢方
血液の濾過能力向上漢方
水分代謝向上漢方
 
改善期間:3ヶ月
 
変化が見られ始めた時期:1ヶ月
 
お客様の変化
漢方薬の服用をはじめて1ヶ月で血圧の数値の安定、浮腫の軽減、倦怠感の緩和

クレアチニンの数値2.13→1.96に低下

 
慢性腎炎(透析前)のご相談:長崎県にお住まいのFさん

※上記は個人の感想であり、効果・効能を保証するものではありません。

ーFightー

皆様と一緒に病気と戦う気持ちで漢方薬をご提案します。

えのきや相談薬舗 代表、漢方薬剤師の中尾です。

私は上場企業の製薬メーカーで免疫の薬の開発を行なっていました。地元に戻り、漢方薬剤師として15年。多くの方のご相談をお受けしてまいりました。腎不全や腎炎などの疾患は薬がたくさん出ます。

そして、その副作用でますます体調を悪くされる方が多いです。漢方は副作用が無いのでよい点でもあります。また、身体のバランスを整えていきます。腎臓は肝臓や膀胱、血管などあらゆるところに通じている場所でもあります。

このバランスを重視する独特な漢方の力を、ぜひ体験していただければと思います。腎臓病についてお悩みの方は、まずは、えのきや相談薬舗へご相談ください。

ーQuestionー

相談される方からは、このような質問もいただいております。

・早く治してあげたい、
・本当に治るの?
・費用はいくらぐらいから?
・苦そうだけど飲めるの?
・患者本人とお医者さんには、どう説明したらいいの?
・漢方は、いつごろまで飲んだらいいの?
 

など、こんなこと聞いていいの?!と感じるような事でも大丈夫です。少しでも気になることがありましたら、ご質問ください。丁寧に、担当スタッフがご質問にお答えします。
 

ー是非ご相談くださいー

今、不安に思っていることを私たちに
お話しください

ご相談の際に血液データをご準備下さい スムーズにお話が進みます。

ご相談は土曜・祝日も対応しています。

ーSuggestionー

漢方の提案までの流れ

①お問い合わせ、ご相談

まずは、フリーダイヤル・メール・LINE(一部の疾患に限ります)のいずれかでお問い合わせください。 電話の場合は『◯◯の症状について漢方の相談をしたい』等おっしゃって頂くだけで、あとはスタッフにお任せください。
メールやLINEは、担当スタッフからの返信をお待ち下さい。

②状態の把握と漢方の検討

漢方専門のスタッフより患者様の体調や体質、治療状況を把握するために必要な質問をさせて頂きます。(※血液検査結果が必要な場合もございます)患者様が治療で不安に思う事、困っている事などもお聞きしていきます。

③最適な漢方のご提案と説明

お聞きした内容から患者様に最適な漢方をご提案致します。

ご相談は無料です。気軽にご相談下さい。
ご希望があれば、漢方の購入→全国へお届けも可能です。
 

ーConsultationー

ご相談方法

電話で相談

ご相談の際に血液データをご準備下さい。スムーズにお話が進みます。 「○○の病気について相談したいのですが・・・」と仰っていただければ後はスタッフにお任せください。
 
0120-522-890

メールで相談する

専用のメールフォームが開きます。質問事項に沿って、記入をお願い致します。
 
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